ZO-3ギター修理

その他DIY

今年、小学生になる子供が、音楽に
興味を持ち始めました。ギターは
2本持っているのですが、小さい
子供には、手が届かないので、
もう少し大きくなってからと思って
いましたが、倉庫を片付けていたら
ZO-3ギターが見つかりました。

※画像は修理後の画像です
ボディーが小さく、フレットも
ミッディアムスケールです。
子供の小さな手でも頑張れば
コードが押さえられそうです。
さっそく、取出してみると
スイッチが壊れていて、電池を
入れても、音が出そうにありません。
その他、長年、弦を張りっぱなしに
して、放置していたので、ネック
が反ってしまっています。
調整が必要そうです。
それでは、修理していきます。

画像のように電池の入る部分を
ばらし、基板を取り外します
ギターのシールドを差す部分
も取外していきます。
使う工具は、No2のプラスドライバー
と150のモンキーを使います。




壊れたスイッチのついている基板を取り外す
ことができたら、壊れたスイッチとだいたい
同じスイッチを見つけて、交換していきます。
今回は、最寄りの無線屋さんに売っていた
同じサイズのトルグスイッチを使います。


電流値がかなり違いますが、電池で
駆動させるので、問題ないと思います。
同じように治す場合は自己責任です!
ハンダを使い取り外し、取り付けます。


ハンダのセットがあると便利です。
基板を完全に分離できないので
ハンダを使うときは少し作業しづらい
やけどに注意です。
かもしれません。
トルグスイッチを交換したら
あとは、もとに戻します。
次に、ネックの反りを直します。

右側、No3サイズのドライバーを
使ってネックを取り外します。


合わないサイスでネジを回すと、ネジを壊して
しまい、ネジを交換しなくてはいけません。
取外したネックに、トラスロッドと呼ばれる
ネックの反りを調整するネジが付いています。
画像の用に六角(ヘキサゴンレンチ)で
調整する事が出来ます。

ネックの反り具合を見て、画像の用に
工具を使って、トラスロッドを調整します。
ギターの種類やメーカーによっては、
ネックを取外さなくても
トラスロッドの調整が出来ます。
後は、逆の手順で戻していきます。
当然ながら、弦も交換します。

冒頭の画像と同じですが、
スイッチやネックの反りがなおり
弦も新品にしたので
気持ちよくギターを鳴らす事が
出来ます。あとは、子供が
飽きずに、ギターを弾いて
くれたらうれしいのですが・・・
以上、作業は自己責任
安全作業で!

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