前回に引き続きブレーキライニングの交換
の続きです。
前回の記事、ライニング取外し記事は
こちら!
早速取付て行きます。
ライニングの交換をするときは、
片方ずつ交換をすると思うので、
組付けに迷ったら、もう片側の
ドラムを取外し、機構を確認すると
参考になります。
取付も同じ要領で取付けると
簡単に取付ける事が出来ます。
取外したブレーキライニングに付いている
バネなどの取付位置を確認していきます。
取りつていたライニングを確認すると
バネを引っかけるのに使っている
穴には、白く印を付けていあります。
組む時に間違えのないように、
する工夫かもしれません。
後は、新品のライニングを並べて、
付いていたように取付て行きます。
組み付けるときに、グリスを塗ると
泣き止めになります。
ライニング交換前の画像ですが、
印の付いた部分にグリスを塗布
していきます。
部品が付く場所にグリスを塗布する
感じです。組付け後でも、
マイナスドライバーなどで
塗りつければOKです。
取付時、作業に集中しすぎて画像
を取り忘れてしまったので、
簡単に、ドラムブレーキの
構造を載せておきます。
簡単に書きました。
ブレーキが動作すると、シリンダが
動作し両側のライニングがドラムに
強く接触して、ブレーキがかかるように
なっています。
構造を理解しながら、組み立てていくと
ライニングが新品になるので、
元通りに組み立てていくと、
ドラム内にライニングが収まらなく
なります。そこで、上図のアジャスタ
を縮めてから取付けていきます。
画像の部品がアジャスタです。
ライニングを取外して、組み付ける前に
動作を確認します。以外と厄介な部品で
車種にもよりますが、今回交換した
DA17Vは、逆ネジになっていて
締めこむ方向にアジャスタを回すと
アジャスタが伸びていきました
※取り外したときに回して伸び縮の
動作確認をした方が後々作業が
進みます。
なので、緩める方向(左まわり)で
アジャスタを縮め、組み込んだ
新品のライニングが、ドラム内に
収まるようにします。
今回は、このドラムを取り付ける
作業にてこずりました。
多車種でも何回は交換していますが
アジャスタの調整に戸惑ったのは
今回が初めてです。
手順が前後しますが、ライニングを
止めるピンの取付ですが、
取外す時は、ラジペンを使いましたが
取付けるときは、手で取付ける
ことが出来ます。
外れないように引っ掛かりの
※↑の画像は取り外したときの画像です
確認は必須です。
まだ作業は終わりません。
ドラムをはめた状態で、再度
アジャスターの調整をします。
ドラムを取り付ける前に、
アジャスタを縮め気味にしたので
取付けたドラムにライニングを
少し押し当てます。
調整手順は、次の通りです。
左の画像はブレーキの裏側です
右の画像のゴムでフタをしてあります。
手で取り外す事が出来ます。
穴に短いマイナスドライバーなどを
入れ、上下に動かすと、ドラムが
付いた状態で、アジャスターを
調整する事が出来ます。
ドラムをてで回して、少し抵抗
があるくらいが目安です。
言葉では難しいですが
ライニングを交換する前にてで回して
感覚を覚えていくしかありません。
もう片側交換したら、
後は、再度ブレーキを押し引きを
5回くらい繰り返せば、自動で
調整できるはずです。
調整機能が壊れている場合は
別ですけど!
ブレーキは重要な部品なので、
不安な方は、ショップや
ディーラーへ任せた方が良いです。
今回はこの辺で!
興味がある方は自己責任
安全作業でお願いします。
それでは!